豚肉のおはなし

豚肉は特別なものではなく、日々のご馳走だと思っています。
国産豚は通常、150日程度の促成飼育によって効率的に育てて出荷していますが、私たちが扱う銘柄豚は、じっくり190日をかけて育てています。水っぽさがなく、肉はしまり、本来の肉の味がある、そんな豚肉です。
チルドの技術が進歩し、海外から冷凍の豚肉が大量に輸入されています。私たちは、子供たちに濃く味付けされた輸入肉ではなく、塩だけのシンプルな味で美味しい豚肉の味を知ってもらいたいと願っています。
最近は、全国に多くのブランド豚がありますが、高価で手が届かなくなるのではなく、毎日のご馳走として食べられるよう、手頃な値段で極上の豚肉を届けられるよう、努力していきます。

お肉の部位

銘柄豚の脂身はコクや旨味があり、さっぱりしています。
お肉の部位
■ロース
きめ細かく柔らかい部位です。厚切りにして、ソテーやカツなど。
■ヒレ
きめ細かく柔らかい部位です。脂身が少なくヘルシーです。カツやピカタなど。
■肩ロース
肩の部分にあるロースで、脂身が赤身に入り込んでいます。様々な料理に使いやすい部位です。
■ヒレ
赤身と脂身が層になっていて、三枚肉とも呼ばれます。脂身にコクや旨味が濃く、煮込みや焼肉など様々な料理に使われます。

SPF豚

徹底した健康管理と厳しい衛生管理システムで管理されたブランド豚

豚肉のSPFとは、特定病原菌不在豚の略で、トキソプラズマ感染症、赤痢、オーエスキー病、マイコプラズマ肺炎、萎縮性鼻炎、以上5つの病原体を生まれながらに持たないことです。種の根源である原々種豚農場に新たな血統を導入する際には、無菌室内において帝王切開により作り出した子豚を導入するか、受精卵での移植となります。帝王切開、これがいわゆるSPF豚イコール無菌豚の云われです。日本SPF協会の認定基準に合格し、年に1回の厳しい検査基準をクリアしなければSPF豚に認定されません。

5つの病気

SPF豚は徹底した健康管理と厳しい衛生管理システムで管理されているため、抗菌性物質、ホルモン剤等の投与の必要がなく、少ない薬剤費で生産されます。認定農場はフェンスなどで外部から遮断して部外者の農場内への立ち入りを厳しく制限しています。飼育管理者は、シャワーで体を洗い新しい下着に着替え、場内専用作業着で作業エリアに入ります。また農場内に持ち込む機材や物品すべてにおいて消毒を行うことにより防疫を徹底しています。SPF豚の腸内には善玉菌が多いので、臭み成分を作る悪玉菌の活動を抑制します。豚にかかるストレスが少なく健康に育つSPF豚は、筋肉繊維が細く肉のキメが細かいので保水性も高くなります。そのた
めに豚肉の旨味成分を逃さず調理でき加熱をしても硬くなりません。しゃぶしゃぶ等、素材の良さが引き立てられる料理ではその美味しさがより一層引き立ちます。

日本SPF豚協会認定農場産マーク